6月3日のドル円は下落。
東京時間は横ばいだったドル円だが欧州時間から徐々に下落。
そして迎えたNY時間では、5 月米 ISM 製造業景況指数が予想49.6の所、結果48.7と2か月連続の鈍化を確認。(拡大・縮小の分岐点となる50を下回るのも2か月連続)
さらに4 月米建設支出も前月比予想0.2増の所、結果0.1減という数字をたたき出し米経済に悪い指数結果となった。
これを受けて米長期10年債利回りが下落し、つられてドル売りの動きが強くなった。
7日に発表される米雇用統計の結果と11-12日のFOMCを控えて現在はドル売りが強い相場となっている。
↑はISM製造業景気指数の内訳だが新規受注が49.1⇒45.4生産が51.3⇒50.2と低下している。
これは高い金利により借り入れコストが増加し設備投資が出来ないこと、(4月のPCEのデータから)個人消費が落ち込んでいる事が原因かと考えられる。
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