6月11日のドル円は上昇。
夕刻18時頃から一時的に円が買われ下値を156.800まで付けたがその後NY時間からは米国10年債利回りの上昇につられてドル買いへ、一気に夕方の高値にまで値を戻した。
しかしそこから上は重たく米10年債入札が応札倍率2.67倍と好調な結果に、これにより米10年債利回りが急下落しドル売り、ドル円も30pips程値を下げた。
全体的に動きが小さいレンジ相場が続いており、本日12日のCPIとFOMCの結果待ちの相場となっていた。
ユーロは引き続き下落。
欧州議会選挙による極右派のムーブによりマクロン大統領の辞任などの誤報が飛び出るなど政治不信が続いている。
欧州圏の債券利回り格差が目立ってきており、ドイツは低下、フランスイタリアは上昇し
独仏10年債利回り格差は56ベーシスポイントと8.5bp、独伊10年債利回り格差は9.5bp拡大の141bp拡大した。同じEUでの政治的不信でも国毎に信用差がある事が分かる。
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