7月2日 JOLTとパウエル発言

為替記録

7月2日の概要

7月2日のドル円は下落。

NY時間まではジワジワと上げていく展開だったが22時30分にパウエル議長がフォーラムで
「データはディスインフレの軌道に戻りつつあることを示唆」「予想外の労働市場の軟化は行動のきっかけになり得る」と発言しドル円は20pips程下落。

しかしその後直ぐにJOLT求人数が発表、予想791万件の所結果814万件と良い結果を見せたことで上昇し下落前の水準を裏回った。
その後はジワジワと下げて161.400台での終了となった。

JOLT求人数

JOLT求人数が発表され、予想791万件の所結果814万件となり健全な雇用需給を示した。
(前回:予想837万件、結果805万件から791万件に下方修正)

求人の増加は主に製造業や医療機関が牽引した。
一方宿泊や飲食などのサービス業は求人数を低下した。

ECBフォーラムでのパウエル議長発言

ポルトガルのシントラで開かれたECB主催のフォーラムでパウエルERB議長が発言した。
要約すると、
【最新の経済データからインフレの鈍化を確認できており、インフレ鈍化の軌道に乗ってきているのでこのようなデータを更に確認していきたい】
との趣旨であり、前回FOMCの時の姿勢から変更はないものと見られる。
その時より弱い指標が出てきているので利下げに近づいていると言えるだろう。

市場では年内1.2回の利下げが有力視されている。

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