7月16日の概要
7月16日のドル円は上昇。
小売売上高が予想−0.3の所結果0%と予想を上回った
この結果からドル円は急上昇し高値を更新したが、米利下げが9月にも行われるとの噂が駆け回り下落してNYを終えた。
この所重要指標では経済鈍化のデータが増えていたので今回の結果は少しサプライズ的に捕らえられたか、少し貯まっていた円ショートの損切りを巻き込んでの上昇だったのかもしれない。
最もその後はじわじわと下落を初めている。
指標などのイベントで大きく上昇しても戻してくるのでもしかすると全体的にドル安円高圧力がかかっているのかもしれない。
小売売上高
小売売上高が発表された。
結果は予想-0.3%の所結果0.0%だった。
コアは予想0.1%の所結果0.4%と上昇
リーテールコントロールも予想0.2の所結果0.9%と上昇した。
総じて良い結果と言える。
小売売上高は個人消費の割合が高い指標なので、ここ数か月落ち込み気味だった個人消費の回復の兆しが見えた事になる。
GDPの算出に使われるリーテールコントロールも0.9%と高い数字を出し、インフレが鈍化し利下げ開始が期待される中の個人消費の強さは市場にとって少し重く受け止められたのだろう。
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