5月16日のドル円は上昇。
午前中から上昇を続けたドル円、NYタイムには米失業保険申請数が予想219万人の所結果222万人、フィデラルフィア連銀製造業景気指数が予想7.7の所結果4.5と重要度の高い指標がどちらも悪い結果となりった。
しかし米輸入物価指数が予想0.2%の所結果0.7%とかなり良い数値をはじき出した(前回値も0.4から0.6へ修正)ことで米10年債の上昇を背景にドル買いへ向かった。
輸入物価の上昇はインフレの危険に繋がるのでマーケットから警戒されたか。
米債についても先日の4.3%4.25%の巨大オプションを狙っていたファンド達が下がりきらず諦めて買い戻しで上昇していった可能性もある。
また、
バーキン米リッチモンド連銀総裁
「CPIは我々が目指す目標には達していない」
「我々は正しい道を進んでいるがもう少し時間がかかりそうだ」
メスター米クリーブランド連銀総裁
「政策金利を現在の水準で維持することが、なお高水準で推移するインフレ率を目標の 2%に戻すこと につながる」
等の発言もあり、FRBは現状維持の姿勢だと読み取れる。
コメント