5月20日のドル円は上昇。
午前中は特に材料もなくレンジ気味の動きだったが欧州時間が始まると若干の円買い、そしてNY時間にはボスティック米アトランタ地区連銀総裁が「FRBはあらゆる可能性を排除しない」と発言し米長期金利が上昇しドル買いへ、一気に156円を突破した。
FRBは基本利下げスタンスで利上げは行わなず年内利下げがいつ始まるか、何回利下げを行うのかが市場の争点になっている中「あらゆる可能性を排除しない」というのはタカ派に好感される材料だった。
またデイリー米サンフランシスコ連銀総裁も「インフレ率が2%に向けて低下していることをまだ確信せず」と発言。
バーFRB副議長も「第一四半期のインフレ指標には失望した、金融緩和に必要な確信をもたらさなかった」等と発言。
総じて利下げに利せる発言ではなく米長期金利の上昇の一因になったかと考える
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