5月23日のドル円は上昇。
午前中からレンジ的な動きを続けてきたドル円は、NYタイムに発表されたPMIに大きく上昇し、一気に157円を突破する動きを見せた。
製造業PMI:予想50、前回50、結果50.9
サービス業PMI:予想51.3、前回51.2、結果54.8
更に新規失業申請数が予想22.3万件の所結果21.5万件と良い結果となった事も後押しされたか。
いずれの指標も米国経済の堅調さを示しており、FRBの言う「インフレを抑制できている追加データ」は出てきていない。これだけで判断するのは早計だが利下げは少し遠のいたのかもしれない。少なくともFRBの慎重な姿勢は変わる事はないだろう。
PMI発表後の23:12分頃50pips程の下落があり、一瞬で戻している。
この動きが何なのかは分からないが介入では無いだろう。
イエレン財務長官はここ数日「介入はまれであるべき」「事前に報告があるべき」と繰り返し発言しているので、いくら前回の介入値付近に迫っているとしてもそう易々と介入は出来ない筈だ。
他に材料という材料も無かったので、もしかすると先日の24日付けの米長期金利4.25%の巨大オプション絡みの何かがったか、もしくはダウ平均がかなり下落したためドル売りが入ったか、その辺りだろうか。
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