6月4日 日銀買いオペ減少検討で大幅下落

為替記録

6月4日のドル円は2円程の大幅下落。

東京時間は前日からの円高基調でじりじりと円高に傾いていたが、欧州時間に
「日銀は早ければ 13-14 日の金融政策決定会合で長期国債の買い入れ減額について具体的な方針を示すことの是非を議論する公算」との観測記事が出て、大きく円高に振れた。

その後NY時間でもJOLTS求人件数が予想835.5万人の所、結果805.9万人と弱い結果となり米雇用市場の鈍化を確認するとドル売りとなり更に円高が続く事となった。
それらの材料から結局この日は高値156.400台から154.500台への約2円近い下落となった。

引用investing.com


JOLTS求人件数はコロナ過以降2021/5以来の最低水準で米雇用の弱さの兆しを示している。
今週の雇用統計に注目したい。

また、テクニカル的側面では、ドル円が日足の上昇トレンドラインに接触した所である。
直近のファンダメンタルズ的には米国経済の鈍化と日銀の金利引き上げ期待からやや円高寄りの空気感といった所だがこのままトレンドラインをブレイクすると円高に圧力が加わり本格的な下落の兆しになるかもしれない。今後の値動きに注目したい。

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