6月7日のドル円は上昇。
日中は雇用統計待ちのレンジ相場が続き,NY時間に雇用統計が発表されると強い上昇を見せた。
雇用統計では予想NFP18.5万人の所、結果27.2万人:平均時給予想0.3の所、0.4と強い結果を見せつけて米10年債が上昇、ドル買いとなった。
これまでの雇用関連指数、特にADPが悪かった事もあって今回の結果は少しインパクトがあっただろうか。
内訳として、NFPの増加を牽引したのはヘルスケア、政府、レジャー&ホスピタリティだった。
これらのセクターの伸びは一時的なモノと観る市場関係者も多い。
今回の平均時給の伸びや雇用者数の増加はインフレの波が未だ強い事を示唆しており、市場としては米国の利下げが今年2回という見方から1回になるのでは等の雰囲気が漂い始めている。
今週に控えるFOMCでFRBがどういった判断をするかに今の市場の注目は注がれているだろう。
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