6月27日 米国Q1GDP確報値

為替記録

27日の概要

6月27日のドル円は下落。

東京時間は160円突破によるドル買い円売りの巻き戻しで少し下げていたがそれ以降は大きな動きはなかった。
NY時間に2024年度第一四半期の国内総生産確報値が発表、予想1.3%の所、結果1.4%となった。
予想よりは良かったが前回の第四四半期は3.4%だったので落ち込みは激しい。
失業保険申請数も同時に発表され予想23.6万人の所、結果23.3万人と弱い結果となった。
これを受けて米長期金利は低下し一時ドル売り円買いの流れに、しかし21時55分頃からは再びドル買いの流れとなり前日高値付近の160.800まで値を伸ばすもブレイクできず、その後はジワジワと下がり終値は 160.76 円と前日 NY 終値160.81と同じ水準で終わった。

国内総生産確報値

引用:bea.gov

2024年度第一四半期の国内総生産は前回と比べて低い結果に、上記画像の通り各項目が落ち込み特に個人財の低下が目立つ。だが2023年が強すぎただけという事で通常の先進国水準かと思われる。

またGDPの大部分を占めるPersonal consumption expenditures:個人消費支出が1.5ポイントと落ち込んでいた。これは前回の改定値から0.5ポイント下回った事になる。


新規失業保険申請数

失業保険申請数は予想23.6万人の所、結果23.3万人。
前回は23.9万人だったので失業保険を申請する人自体は減っている事になる。
しかし継続需給件数が182.1万人から183.9万人に増加。
ここが悪感され長期金利の下落につながったか。

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