7月22日 バイデン大統領、大統領選辞退

為替記録

7月22日の概要

7月22日のドル円は下落。

日本時間21日(日)の深夜にバイデン大統領が大統領選を辞退するとの報道が伝わった。
これを受けてドル円はアジア時間が始まると下落でスタート、その後東京時間からは上昇を始めた。
14時頃からは下落し始め156.29円まで下落、しかしその後19時30分頃にbloombergが「来週の日銀会合が弱い個人消費の影響で利上げ判断が複雑化している」との記事を配信しジワジワとドル円が上昇していった。
NY時間では大した材料も無くレンジが続き、156.900台で引けている。

バイデン大統領辞退

バイデン大統領が大統領選を辞退した。
先日のTV討論会では言葉に詰まったり、若干意味不明な発言も飛び出るなどメディアから「ふらふらパフォーマンス」と揶揄されていたりして劣勢立たされていたバイデン陣営だったがトランプ氏の銃撃事件からトランプ陣営は勢いをつけておりこのままでは勝ち目がないと判断し大統領選を辞退した模様。

後続にはハリス副大統領が指名され、民主党大統領候補として大統領戦に挑む形となった。
市場では共和党勝利の確率が減少したことでトランプトレードの縮小を検討しているとの声も聴かれる。

バイデン氏のままなら共和党がかなり優勢な状況だった為、ハリス氏が候補になった事でどれだけ民主党に風が吹くのかをしっかりと見定めたい

日銀の利上げ判断複雑化

bloombergから「来週の日銀会合が弱い個人消費の影響で利上げ判断が複雑化している」との記事との記事が配信された。


家計最終消費支出(個人消費)が-0.8と低く、23年度から-が続いている。
この弱い個人消費が利上げの決定判断を複雑化させていると関係者が述べたという記事だ。

日銀は自分たちの想定通りに賃上げや個人消費のデータが改善していくのを確認したいとしている。

米国情勢や日銀利上げの思惑でここ数日円高に傾いていたが、利上げ見送りとなると反発の材料と成りうるかもしれない。


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