7月23日の概要
7月23日のドル円は下落。
ドル円は朝から下落、資源通貨国に対し円高に働いている事に加えて自民党の茂木敏充幹事
長が 22 日の講演で「日銀は段階的な利上げの検討も含めて金融政策を正常化する方針をもっと明確に打ち出す必要がある」と発言、先日の河野デジタル相に続き要人の利上げ発言から円買いへ進んだ。
欧州時間についに156円を割り込み155円台へ。
NY時間には米中古住宅販売件数が発表、予想399万件の所結果389万件と悪化し更にドル売り円買いの流れが加速し155.500台で引けた。
円インデックスとドルインデックス
円インデックスは7月3日を底に上昇を続けている。
対してドルインデックスは6月25日を頂点に下落。
背景にあるのはやはり日本での金利上昇期待と米国の経済動向、トランプ氏の選挙優勢からのドル安政策の実現シナリオがあるだろう。
円に関しては要人の金利上昇指摘発発言などが後押しして円ショートのポジションを解消する動きも出てきている。
長期的には米国経済動向と大統領選、目先は日銀の動向をしっかりチェックしていきたい。
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