7月25日の概要
7月25日のドル円は上昇。
前日からの円高圧力と日本の株が総じて弱かった事から午前中は下落したドル円、欧州時間も下落の流れが続くもNY時間に米GDPが発表されると一転してドル買い円売りの方向に傾いた。
米GDPは予想2%の所結果2.8%と強い数字をたたき出した、また新規失業保険申請数も予想よりも良い結果かドル買いが生まれて円ショートに傾いていた市場のロスカットを巻き込んで上昇したと思われる。
米国内総生産
米国の第二四半期の国内総生産が発表された。
結果は2.8%で予想の2%を大きく上回った、前回は1.4%。
好調な伸びを牽引したのは主に個人消費と設備投資で個人消費は2.3%増だった(前回1.5%増)
医療や娯楽などのサービスへの消費と自動車や家具などの耐久財への消費が伸びを主導した。
設備投資は11.6%増(前回1.6%増)と急増した。
今回のデータは米経済の強さを示した。
前回の成長率1.4%から倍化しており2023年ほどでは無いにせよ先進国としては十分な成長率だ。
経済は成長しつつもインフレ自体は抑えられてきておりFRBとしては良い傾向であると言え、9月の利下げに期待がもたれる結果となった。
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