8月5日の概要
8月5日のドル円は大幅下落。
先週から米経済の先行きの悪い見通しや円高需要を見込んだ円キャリーの巻き戻しなどで下落していたドル円だが、金曜日に発表された雇用統計の悪化からリスクオフの見方が拡大し、円買い需要が爆発。
さらに米経済悪化に伴うFRBの緊急利下げの可能性が浮上したり、中東でのレバノンの報復攻撃の兆候などリスクオフ需要の上昇も相まってドル円では5円レベルの下落となった。
日経平均株価も4400円を超える史上最大の下落となり、日経先物はサーキットブレイカーが発動する等歴史的な一日となった。
ISM非製造業景気指数
ISM非製造業景気指数が発表された結果は以下の通り。
予想51.4:結果51.4:前回48.8
結果は51.4ポイントと予想通り、好不況の境目の50を上回り、製造業と違いこちらは堅調。
製造業と労働市場が落ち込み景気後退が心配される米経済でサービス業は好調を示している。
こちらは製造業とは対照的に新規受注と雇用が増えており仕入れ価格も0.7+と微増した。
テクニカル分析
週足のトレンドライン(黄色)をブレイクし下落が大きく伸びている。
155円から13円のスイングとなった。
こうなると次のターゲットは前回の安値の140円となる。
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