8月13日の概要
8月13日のドル円は下落。
NY時間に生産者物価指数PPIが発表。
予想0.2%の所結果0.1(前回0.2)と予想より低い数字を出し米長期金利の下落と共にドル売りとなった。
午前中に溜めたポジションを切るかの様に下落し深夜には146円台まで突入するも前日の安値も更新できずここ数日のレンジを突破するだけの材料にはなり得なかった。
生産者物価指数
生産者物価指数PPIが発表された。結果は以下の通り
予想0.2%:結果0.1%:前回0.2%
コアPPI 予想0.2%:結果0%:前回0.2%
コアPPI 予想0.2%:結果0%:前回0.2%
結果は予想を下回り、これまで好調だったサービス業が今年初めての低下を示した。
反対財は0.6%のプラスに転じた。
ガソリンとエネルギーの価格が上昇に転じておりこれが財を押し上げた要因だろう。
またPCEの算出に使われる宿泊費や航空運賃などはマイナスとなったもののポートフォリオ管理費が大きくプラスになっており、こちらは好調を示した。
今回特に悪かったのが流通業で6月1.4%から7月は-1.3%まで低下している。
PCEの算出に使われる項目が好調で、総合指数も落ち着いていたことからFRBの利下げに近づいたと市場は判断しドル売りとなったのだろう。
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