4月29日 為替介入

昨日4月29日のドル円は下落。
午前中祝日の薄商いを狙われ158円台から一気に1.6円上昇し、160円を突破した
しかし午後には恐らく介入だと思われる非常に強い円買いが起こり159.500から157.700まで更に二発目で158.300から156.800まで、三発目で157.700から155.200まで落とした更に数時間後、かなり戻して投機筋のロングが貯まりロンドン市場が始まった16時に四発目の介入で154.500まで下落した。
また、深夜1時35分頃にも1円程度押し下げる円買いがあったがこれが介入なのかは不明。


介入では無いとの意見も出ているが個人的にはこれは介入だと考える。
神田財務大臣は「ノーコメント」としているが急激な下落後反発が入りそれを食い破る様に更なる下落を浴びせて落としていく様は介入の動き方だ。
米ウォールストリートジャーナルも「為替介入があったようだ」と報じている。
最もこれは数日後に発表される日銀の当座預金の出納を見ればわかる事ではあるので楽しみにしたい。

今回の介入に踏み切った理由には160円の突破もあるが前日に自民党が衆議院補欠選挙で全負し、焦りを感じ経済対策として行った可能性もある。

IFMの取り決めで介入後は3日以内という事もあるので数日は更なる介入に注意したい。

ただIMFには一応こうした取り決めはあるが罰則等を行える権利はIMFにはない。事実過去に韓国が為替介入を繰り返した際、特別何か忠告などがあったわけでは無かった。

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